響の会〔清水寛二・西村高夫〕
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天鼓
曲名: 天鼓《てんこ》
作者: 世阿弥(一説)
季節: 秋(旧暦7月)
場所: 中国・阿房宮→呂水畔
分類: 四番目物・二場
上演時間: 約1時間30分
上演データ: 響の会 第9回研究公演・第1部
1999年9月5日(祝)
銕仙会能楽研修所
シテ・西村高夫
※小書「弄鼓之舞」


響の会 第26回研究公演
2005年9月2日(金)
銕仙会能楽研修所
清水寛二
※舞囃子/小書「盤渉」
養老
清水寛二〔撮影:森田拾史郎〕
●あらすじ
文・清水寛二
 後漢の時代、王伯王母という夫婦が、天から鼓が降り下って胎内に宿る夢を見、子を得て天鼓と名づけた。その後、天より鼓が降り下り、これを天鼓が打てば妙音を発する。時の帝これを聞き及びその鼓の献上を命じた。しかし天鼓はこれを拒み山中に隠れる。がついに捕らえられ、鼓を召し上げられ、天鼓は呂水に沈め殺された。
 以来鼓は誰が打っても鳴らない。
 帝は、鼓が主と別れたのを悲しみ鳴らないのであろうと、老父王伯を召して打たせよと命じた。子を失い悲嘆にくれる王伯のもとに使者が立つ。死を覚悟して帝の前に出た老父は、失き子への断ち難い愛情を語り、老残の身を恨む。王伯が鼓を打つと、不思議にも鼓は妙音を発する。さすがに帝も親子恩愛の情に感じ、老父に数々の宝を与え、管絃講を催し天鼓の弔いをすると約束する。  〈中入〉
 天鼓が沈められた呂水のほとりに鼓を据え、追善の管絃講が行われる。
 天鼓の亡霊が波間より現れ出た。天鼓は弔いを喜び、音楽の精霊と化して鼓を打ち興じ舞を舞い戯れるのだ。

〔'99/9/5 第9回研究公演 パンフレット掲載〕
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