響の会〔清水寛二・西村高夫〕
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楊貴妃
曲名: 楊貴妃《ようきひ》
作者: 金春禅竹
季節: 秋(旧暦8月)
場所: 常世の国・蓬莱宮
分類: 三番目物・一場
上演時間: 約1時間40分
上演データ: 第4回 響の会
1994年5月21日(土)
宝生能楽堂
シテ・清水寛二


響の会 第4回研究公演・第1部
1997年9月20日(土)
銕仙会能楽研修所
シテ・西村高夫
楊貴妃
観世寿夫〔撮影:吉越立雄〕
●あらすじ
文・清水寛二/西村高夫
 亡くなった楊貴妃の魂魄の在りかを探すよう玄宗皇帝に命じられた方士(仙術を行う者。ワキ)は、常世の国の蓬莱宮へとやって来る。蓬莱宮の者(アイ)に楊貴妃の居場所を聞いた方士が太真殿へ向かうと、悲しみに沈む楊貴妃(シテ)がいた。方士は悲嘆にくれる玄宗皇帝の様子を伝え、面会した証拠となる品を頂戴したいと言う。楊貴妃は玉の釵を方士に与え、かつて皇帝と交わした言葉を伝える。帰ろうとする方士を引き留めた楊貴妃は、天上界の仙女だった自分が人間界に生まれて皇帝と契りを結ぶに至った経緯を物語り、皇帝が月宮で見た天女の舞を楊貴妃に教えたという霓裳羽衣の曲を舞う。玉の釵を手に帰って行く方士を見送りながら、楊貴妃は涙に沈む。
 白楽天の『長恨歌』で知られる、玄宗皇帝と楊貴妃の悲恋を素材とする三番目物。金春禅竹作。

〔'94/5/21 第4回 響の会 パンフレット掲載〕
●あらすじ
文・清水寛二/西村高夫
 玄宗皇帝は安禄山の乱に失った寵妃楊貴妃への思い断ち難く、神仙の術を知る方士に貴妃の魂魄の行方を尋ねさす。
 方士は常世の国蓬莱宮に着く。
 大真殿の内より帝との昔を懐かしむ楊貴妃の声が洩れ聞こえ、悲しみのうちに現れた。方士が帝の嘆きを伝えると貴妃もまた断ちがたい恋慕の情に涙する。帰り、この様を帝に伝えるという方士はその印に帝と交わした言葉を教えて欲しいと願う。貴妃は比翼の鳥、連理の枝になろうと帝と密かに契った言葉を伝え、終には必ず添おうと伝えて欲しいと願う。
 別れを告げる方士を止め、名残にかつての宮中での華やかな夜遊の有様を見せ、霓裳羽衣の曲を舞う。
 出立する方士に貴妃は形見の簪を形見に与え見送り、嘆き伏す。

〔'97/9/20 第4回研究公演 パンフレット掲載〕
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