今朝はトマトが6つ取れた。昨日は茗荷も2つ取れた。今日もモッコクの下にもぐってみたが、今日は発見できなかった。
朝食はパン。キャベツを刻んで、目玉焼きに山崎ハムのチョリソウ、北海道の「まえのみっちゃん」から送っていただいたズッキーニ(大きい。50円の値札)にコーヒー。そしてトマト(うちのは自生だからか皮が硬い)。
昨日の夜は前のみっちゃんからのほっけを焼いて食べた。冷奴に茗荷と紫蘇たっぷり。昨日まで三日間青山の稽古日が続いて、皆さんもお疲れ様。帰って冷しビールを飲みながら調理して食べてるともう12時だ。途中で蓮太郎帰ってくる。
昨日の夜からかみさんはソフト娘の応援に福知山へ。インカレ。大阪のマンドリン娘も決勝戦に行って一緒に帰ってくるという。決勝に必ず残るというつもりらしい。
甲子園は見事県立佐賀北が優勝した。延長戦をあんなにやって体力で次にはどうかと思ったが、さすがに鍛えてあったね。
しかしあんなに勝つと舞台裏の学校、父母会等の出費も大変だったろうね。いや、思わぬ寄付が集まったかな。決勝戦は観客5万人!(少し能楽堂にも・・・。)
うちの娘の県立厚木商業ソフトボール部も、これはしかも春夏連覇(インターハイと選抜)だからね、新聞の一面に載せてもらいたかったね。ほんとにすごいことだったんだな。今も真っ黒になってやっている。去年早稲田はダークホース、誰もが予想しない優勝だったらしい。今年は研究されてるぞ、頑張っておいで。
私が出た都立富士高校、近年硬式の野球部が出来て(僕らのときは軟式しかなかった。)、今年はなんと西東京でベスト8まで行った!かの早実が3回戦で負けたのに! 同期会のHP(会員以外非公開)で詳報あり。
昨日踏切の辺りを歩いていてなぜだか、頭の中で富士高の校歌を歌っている。
朝、雲の中から丹沢の大山(今度の早稲田観世会の合宿は大山で。能舞台もある。)の頂上が見えて、実に美しかったからか。
“霊峰富士〜は輝けり〜 理想に満てり〜 この丘は・・・
若人の集う 集う学びや 新しき建設の 建設の園〜
富士 富士 栄えあれ 永久に 栄えあ〜れ〜“
なんと何番だか分からないしごっちゃになっているかもしれないがなぜかでて来るんだ。しかも最後のところの替え歌
“ウジ ウジ ハエあれ 永久にハエあれ〜”
沖縄戦を思う。
新作能〈長崎の聖母〉を終えて、ようやく体力が戻ってきたのか、しきりに沖縄を思う。
〈横浜三時空〉の稽古は15日の終戦記念日にあって、本として、演出として決めるべきことは決まったので、あとは各自練っていただくだけ。
沖縄の能を何日か考えている。
海勢頭豊の「月桃」「喜瀬武原(きせんばる)」のCDをここのところ毎日聞いている。
ちょうど〈長崎の聖母〉の時、セルリアンのロビーで藤原書店が出店を出して多田先生のご本を販売していて、沖縄関係の本を何冊か頼んで、また頼んで、読んでいる。
やっぱりまだ出来ないか。来年には作りたい、だけど来年では出来ないだろう。
今日は早稲田OB諸君の稽古のあと、初めてのサンライズ瀬戸に乗って四国へ向かう。徳島阿波池田の森林組合での東寺〈一石仙人〉の舞台の試作。建築の岩崎さんと、バークレーでジャズサックスをやっていて宮大工に弟子入りした坂野さんの「エエ、この上で暴れるの!」というような繊細で大胆で美しい舞台。乞うご期待。
あさっては、飛行機で帰って荻原さんを偲ぶ会。
この火曜日は京都で「片山慶次郎氏をお祝いする会」だった。和やかで笑顔に包まれたいい会だった。祝辞に何度も「観世寿夫」が登場。
18日の安曇野明科薪能でのメンバーにもたくさんお会いする。あの時は終わって宴会から長嶺荘で朝5時までの能談義だった。でもあれで元気出たな(そして帰りに岡谷で途中下車して西村さんと荻原さんのお墓参りも)。
この前〈長崎の聖母〉の時アイが着た神父さん(都合で当日は見られなかったが、ご家族が浦上で被爆しているので見てもまともに見ていられなかったかもと)の服をお返ししてから京都へ日帰り。
早く京都に着いたので、嵯峨野の「野宮神社」へ行く。ほんまに暑うおますな。(佐賀弁で言えば「ぬっか!」)別に何もないと言ったらないのだけれど、歩いていて一つ発見あり。内緒。男が女を演じることに関すること。六条御息所!
JR(同じ京都市内なのでタダ)で行って、帰りは途中地下鉄に乗り換えて会場まで行ったので、遠回りにもかかわらず、京都駅からタクシーで直接行ったよりずっと安く済んだ。
何年か黒以外はスーツがなかったので、この前仕方なく町田の小田急で新調した。靴も。(ああ、かみさんにはまた何も無しだ。)今度荻原さんの時は、徳島からと思って昨日それは青山へおいてきた。
この前、寺山旦中先生を送る会はよかった。まず座禅から。弔辞が進む中にだんだんみんなに微笑が生まれてきて、大きな声で笑う。奥様の寺山瑶さんのしっかりした手向けの〈江口〉。旦中先生、最後までしっかり書に命を掛けて生きてこられたのだなということがはっきり分かった。
これから、荻原達子さん、太田省吾さん、そして榮夫先生と、偲ぶ会やらお別れの会やら、続いてあるが・・・。
蝉が鳴いている。
ツクツクもいる。
あっちでもこっちでも鳴いている。
サビーがワンワン鳴きだした。
サビーおじちゃんちの赤い百日紅がわずかに揺れている。
俺は行きたくない! いったい何なんだ! 何でいないんだ!
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