響の会〔清水寛二・西村高夫〕
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●2007年09月
〔07/09/27〕帰りの機内 夜間飛行 【138】

 さて、色々な仕事を東京にやり残してきている。
沖縄で覚えるものも覚えていない、さて。
 今日は午前は沖縄市でやっている演劇フェスティバル、
キジムナーフェスティバルなどのプロデューサーである下山久氏と、
午後は国立劇場おきなわの常務理事池富正治氏にお目にかかる。
その間に宜野湾市にある佐喜真美術館見学。
普天間基地のとなり。(例によって琉大の仲村君の車。いつもありがとう)
常設は丸木夫妻の沖縄戦の絵。そして、二月に来た時に行った
読谷村のチビチリガマ(集団自決があった)、シムクガマ(1000余人集団自決なく降伏)
の巨大な絵!
 
 次の集中講義は2月だが、今年中にまた行かなければ。このところ3本の新作で
くたびれて「沖縄残月記」かかれなかったが、また力がわいてきた。もう一度多田先生と
やりとりをしよう。
 ああ、そして覚えるべきもの大閣能「吉野詣」。唐津の名護屋城跡で10/15。
ようやく本をひらいてみた。しよっぱなに「三韓を平らげ〜」とあり、ここはカットしてほしいな。
 もう着陸態勢かな。
 3年生8人。よく稽古したよ。そう、ちょうど東京研研修で、
響の研究公演「昭君」を見てくれていたのだ。
 昨夜は発表会のあとOBも参加して打上げ。
みんな車だから、私だけまた泡盛飲んで・・・。次回は
歌えるところ踊れるところに行こうと。しかし「先生のカチャーシーは阿波踊り!」
 ああ、明日は安宅の申合(後見だったけど一人山伏が抜けて同山■に)
そして夜は榮夫先生を偲ぶ会だ。また行きたくない!
 おかしいな、なかなかベルト着用のサインが出ない。
羽田の滑走路で何かあって着陸が少しおくれるという。大島上空旋回。
 那覇空港ターミナルビルの社長に最近なられた嘉数昇明氏にもお会いしたが、
(空港ターミナル内にある回転寿司、海味(うみ) にて)この前の台湾機事故
大変だったらしい。しかしその少し前に社長になったばかりの氏は、空港地内にある
ほこらにお参りしていたらしい。それであの程度でおさまったのか。
 機長よりの放送。 ー滑走路やサンセットが見えるー
鳥がぶつかって、滑走路が閉鎖された影響で込んでいたらしい。
ただ飛んでいる事の恐ろしさ。例の御巣鷹山の時はすさまじかったろうな。
 しかたがない、もう一度吉野詣を見るか。耳が・・・・・。
あれ、羽田からどう帰ろうか。おりたら11時か。

〔07/09/26〕三五夜中の泡盛 【137】

 気がつけば、十五夜があけている。
 講義、最終日。午後4時より発表会の予定。
八人全員、羽衣のクセの仕舞。稽古場の舞台は4■四方あるので、
二人づつ舞ってみる。地謡は残りの六人で。さあ、がんばってね。
昨夜の十五夜、一晩で、ちゃんと覚えたかな。
 それと、装束附を見てもらおう。この前の<横浜三時空>の時、
西村さんのやった防人の妻、服部砦女(あさめ)の役の装束に
プリーツスカートの様な琉球舞踊で使う「カカン」にヒントを得たものを、
はいてもらったが、これは、那覇の知花さんに作ってもらったもの。
一応その時の一式持ってきて、知花さんにも、どう使ったかを見てもらって、
少し長かったり、ヒモが細かったりしたので、修正していただこう。
 昨夜も泡盛。昔、赤線だったという某所の近くにて偶然一緒になった、
人口500人の北大東島の村長さんと杯をかたむける。11月にはまた
新島で能舞をするが、絶海の孤島という北大東島でも、能のワークショップをやろう。
 おう、出かけるか。  

〔07/09/25〕沖縄の夜はまたあけて 【136】

 ふと目が覚めると、6:30。素裸でベッドにころがっている。あ〜。
 冷房はもちろん入れてないが、体が冷えているのでシャワーでなく、湯舟にお湯をはる。温度調節がおかしい。熱い。あ〜。足が、ふくらはぎが、ももが、はっている。野宮の後遺症か。この2日間首里の坂の上り下りがきつい。今朝もきっと。 

 ここは首里を那覇の方へ下った沖縄都ホテル、13階、最上階、北側。窓をあけるといい風、鳥の声、そして車の音。向こうをモノレールが走っている。ああ、世間は連休が終わったんだ。

 22日 響の会を終えて(お客様大勢みえて頂いてありがとうございました。)
あき寿司さんでの打ち上げ(今回は、色々な意見が出つつも楽しく、なごやか。)閑先生、六郎兵衛さん、はじめ皆さん、ありがとうございました。野宮、二時間かかってるとは思わなかった。
洞水作のこわい顔をした増。使うのは初めてで、ウケで苦労して苦しかったが、皆さんが充実した時間を紡ぎだしてくれました。富士高の秩父先生のエスコートにきてくれた同級生の下條さん差し入れのうさぎやのドラ焼きをみんなに一つづつおみやげ。もう一軒、スタッフとの反省会を終えて、家に帰って、かみさんに酒くさい!と言われつつ、風呂にざっと入って、パンツ一丁でパタッと倒れて、朝5:00に起きて、装束を出して荷物を作り、9:00の飛行機でやってきて、あ〜〜2日間はとりあえず終わった。

 今回の沖縄県立芸大集中講義。学生は八人。なかなかイイ。この調子でいけば、羽衣の謡一曲丸々とクセの仕舞(自分達の地謡で)ができそう。能の稽古は皆全くはじめて!
 夕方、首里城からの坂を下ってくると(守礼の門の上に13夜の月。月の美しや)足を引きずっているのがよくわかる。ホテルで一旦、パタッと倒れて、(かかえてきた仕事は、何もできない。頭も働かない。野宮の型付けだけは見て、注意、変更点、朱を入れたが、何ヶ所かだけ)。となりの島すしさんへ、二晩続けて通う。

 オリオンの生が、すっと入る。大将が、うまい見計らいで色々出してくれる。千客萬来。
泡盛は、Kさん、Oさん、皆さんついで下さる。(昨夜はそのあと、Iさん夫婦と最後はユタの話となる。)
そして結果はパタリと・・・・。せっかく野宮でひっこんだ腹が・・・顔がむくんでる・・・。
あ、Kさんの奥様に頂いた古式豆腐よう、ちゃんと冷蔵庫にいれてあったね。「長崎の聖母」「横浜三時空」とやってきて、来月は「一石仙人」。なかなか。「沖縄残月記」の上演にむけての足がかりをなんとかしたいが。

 今夜は島すしさんは定休日。沖縄残月記で動いて下さっている池田さんに今夜は会える。明日はOBも参加して授業の打ち上げ。あさって、こちらのプロデューサーに会ったり、琉大の仲村君の案内で中部をまわったりして、帰る予定。

 日記書くのはいつからだったか。お、今日は一石仙人パンフの原稿〆切日、さて。
 今日も4コマ、計6時間の授業。いい天気だな。
 まず帽子を手に入れようか。

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