昨日まで三日間沖縄、初めての八重山紀行。
行きは那覇乗り継ぎ。朝6時前に出て、羽田空港まで佐賀での還暦同窓会に行くかみさんと一緒に。
久しぶりの両親のお見舞いにも行ってらっしゃい。
私は、石垣島の市内波止場前の石垣資本の老舗ホテルミヤハラに二泊。
初日は博物館、大濱信泉記念館,宮良殿内、市場!などを見学。
夜は古典民謡の横目博二夫妻と一献。息子さんたちが沖縄県立芸大にいて、時々一緒する。
家族一門にて、銕仙会の舞台でコンサートを二回催してくれている。
お互い相手が年上だと思っていたのに、実は同じ年だということが判明。楽しい時を過ごす。
アーさのてんぷら、アダンのチャンプルー・・・。島酒(泡盛)は「八重仙」。
二日目は竹富島へ。高速艇で10分。
船着場でまずグラスボートに乗ってしまう。
サンゴ礁を様々な大きさの鮮やかな色の魚たちが行き交う。大きなアオリイカもシャコガイも。
そして、村の中をてくてくとかんかん照りの中を歩く。やいま(八重山)の原風景か。
小柄な島ガラスがついてくる。ウタキ(御嶽、竹富ではオンと言う)への先導者か。
村の外は歩いてる人は無し。
石垣へ帰って鍾乳洞へ。幸いに(少し怖かったが)30分のコースに一人。
すばらしい美しさだが、途中で気がつく。本島のガマも同じ地下洞ではないか。
だけどあそこは入りたくない。
去年一月病んだことを思い出す。
三日目の昨日は,青珊瑚とそして芸能で有名な白保へ。
横目さんの研究所はここにあり、そこにて96歳のおばあの「月のかいしゃ」を聞かせてもらう。
実際に歌いながら子守をしていた「ホイヤーホイ」という掛け声が入る。
杖を突いてきたのに、唄いだしたらちゃんと踊っている。
小学校を出てしばらくして子守りに台湾に売られて、そこは春を売るところだったので、交番に逃げ込んで・・・。
来年は97歳「カジマヤー(風車の意―子供に帰るとか)」のお祝い。そのときは私も行きたいです。
帰りは石垣羽田直行便。と思っていたら、給油のため宮古に途中下車。
羽田で佐賀から帰りのかみさんを待つ。
博多から同じ便に野村万禄氏。また夏には「長崎の聖母」よろしく。
帰ったらうちのジュウニヒトエの蒼い塔がずいぶん伸びている。この前摘んだ三つ葉がまた伸びている。
駅までの道沿いではカイドウがこぼれている。藤も咲き出した。八重桜も満開になりそうだ。
今日は稽古能〈盛久〉と〈桜川〉。私は〈盛久〉の地頭。はい、申し訳ありません、間違いました。
だけど、この前から四郎師の稽古、銕之丞師の稽古、そして今日の稽古能とつかんできて、本番が楽しみに。
だけど、廻りの人も協力してくださいね。
うちに帰れば郵便あり。
「定額給付金申請書」。五人分。この前まで6人だったけどそう、一人嫁に行ったからね。
昨日から佐賀を出発点に新婚旅行。今日は長崎で、平和記念像や浦上天主堂の写メールあり。
「授業料納付のお知らせ」。この前まで大阪にいたマンドリン娘はこの春から京都の大学院に。
定額給付金ではなかなか足りないね。カメムシをやっていたのに今度は熱帯雨林。
マレーシアの研究施設に行ってる間、京都のアパートは貸してくださいな。
さあ、明日はみつばを摘もう。
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