今朝は稽古能。〈忠度〉と〈昭君〉。この〈昭君〉は来月の銕仙会例会でのもの。私は永島さんと後見を、普段と変わったこともあるので役割を決めてやってみる。
さて、午後は手帳に何もないが、本当によかったのだろうか。何もないとかえって不安。うちに電話するとカレンダーに「W」と書いてあると言う。あれ、やばい、早稲田の稽古だったか!またすっぽかし? 手帳には30日にあるが・・・。連絡してみれば、やはり30日。 台風去って、青空! 帰って散歩しようか。
昨日は嵐の中、青山能の申し合わせ、銕仙会の建物・設備の点検・検討、表先生の連続講義の初日、そして響の会曲目研究会、そして当日パンフレットの打ち合わせ。
さて、今はもう翌日28日、青山能終わって帰る青いロマンスカーの中。昨日は上のところまで青山で書いて、うちに帰り、夜までバタンキュウ。(なかなか書けないのだよ。)
銕仙会の建物、建築会社の人と全部見て廻る。まずは玄関やトイレの改装が必要か。
表章先生の「表氏八十以後能楽談儀」は立川の国文学研究資料館にて。初めて多摩都市モノレールに乗る。ただし一駅、「高松駅」100円。年末まで5回。初回のテーマは「『花伝』成立論と世氏用字法探索と」。1時間半の予定を2時間たっぷり。聞いているとあっという間。
立川へ急ぐ途中、中央線で席を譲ったご婦人に、講義が終わって資料室の前でばったり。「まあ先程は・・・。」
今回の曲目研究会の講師、小田幸子さんも表先生の講義に来るはずだったが、ぎっくり腰にあの雨で断念。夜、無理をおして青山に来てくださる。
〈江口〉に〈国栖〉を題材や演出資料などで読み込む。〈江口〉では、「法然上人絵伝」の遊女が上人に救いを求めるところで、上人がただ念仏をと言う所で、ふと涙が。
表先生の講義でも世阿弥自筆本の江口のこと少し触れられて、最後の「普賢菩薩」になるところがもともとは普賢菩薩ではなく「観音菩薩」だった由。
そうだ、江口の里探訪記を書かねばならなかった。当日パンフレットに少し書きました。お許しあれ。きょうもそろそろ・・・。
今朝、庭のチョキチョキ、櫟の生垣。赤い実がまだもう少し残っている。
おお、もみじの葉の中にトマトが。白いバラが一輪、大変美しく、食卓に活ける。
葉っぱがなかったので、榊を足す。
さて、また時が去って、もう霜月、11月1日。食卓のバラの花びらも散って、榊に野菊の花に。
今日は久しぶりに 谷戸山公園を廻る。ああ、森は気持ちがいい。もう山芋の葉も黄色く枯れて、ムカゴも落ちてしまっている。(うちでは今年はたくさん取れなかったが、それでも3回ムカゴご飯を。) カラスウリが一箇所、いくつか赤い実がいくつかきれいだ、手が届かなかったので取らなかったけれど・・・。萩の種を内緒で貰って帰る。
歩くと暑くなって、半そでTシャツにそよぐ風が気持ちよい。錦木が色づいている。もう一度やりたいな。響の会の研究公演の第一回に先代銕之丞先生の〈采女〉の地頭を謡った後に、西村さんのツレで〈錦木〉のシテを舞った。今考えれば「よくやったね」。すごい!〈錦木〉といえば、寿夫先生に稽古能で後見をやって、錦木の持ち物の交換をするときに、私が勘違いをして手を扇でバシッと叩かれたことを思い出す。昨日は谷本健吾君の会〈忠度〉で後見。装束をつけさせていただくのはありがたいが、実際の舞台では想定外のこともいくつか。わお!
昨日かみさんが、三つ葉を一箱(3把入りの袋10袋入り)150円で買ってきて(お百姓さんは一体いくら出だしているんだ!)、朝昼晩食べる。朝はオムレツ(玉子焼きというべきか。)昼は昨日の味噌仕立ての鍋に入れて・・・。越川屋豆腐店さんがなんと、この11月中旬で店を閉じるという。うちの前でいつもプーと吹いてくれる。このうまい豆腐がなくなったらどうしよう。
小田さんからメールが、来た。ぎっくり腰は少し癒えたらしい。曲目研究会、ありがとうございました。7日の響の会当日は小田さん自身のダンスの舞台が。お大事に。
曲目研究会に雨の中、出席していただいた方々、ありがとうございました。お名前等お聞きそびれてしまいました。また次の機会に色々伺いたく存じます。
沖縄の桂子ちゃんからメール有り。今日は首里城祭で、雨!ああ、この前江口に行ったのは本当は沖縄に行く予定の日、JALをキャンセル。経営不振のところをごめんなさい。
明日は〈江口〉・〈国栖〉の申合せ、10時から水道橋にて。さっきから雨が降っている。
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