響の会〔清水寛二・西村高夫〕
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●2011年01月
〔'11/01/23〕アラカンしみかん 寒中の花盛り
〔'11/01/08〕「こいつは春から・・・  あっ、あっ、もれちゃう・・・!」
<1月8日>
沖縄那覇市国際通り ホテル パーム・ロイヤルでの朝。
いつも、いつもの朝食の後、ロビーで地元紙を見る。
沖縄タイムスの今朝の朝刊の書評欄に「ゾルタン・オバリー 免疫学の巨人」(ゾルタン・オバリー著 多田富雄訳)が出ている。
この本に去年の秋は翻弄された。その詳細はここには書けないが・・・。その消耗が回復しなかった、年末まで。そろそろ回復したい。
しかし、科学者と芸術文化という視点では、確かに面白い本。多田富雄先生も憧れたのだろうね。
昨日は朝、今度の10日の銕仙会の申合せ(私は「翁・嵐山」の後見と「小鍛冶」の地謡)と定例理事会。
羽田に急いで予約の一本前のJAL923便14:30発に変更できたけれども、機材到着の遅れや強い向かい風によって那覇着は17:40。
ホテル・パーム・ロイヤルナハの一旦チェックインして、リウボウホールにて、歴史映画「浦添ようどれ〜よみがえる古琉球」を見る。
そのあとは例によって、首里の島寿司さんへ。
リリーさんに久しぶりに会う。初めて会ったとき「あんたなんかには沖縄のことはわからないから、帰りなさい!」と言われたけれど、今回は「沖縄のことをやってくれてありがとう!」 島酒でかんぱい!
さて、また今日。
今回の沖縄の目的は「沖縄残月記」沖縄公演の子方役に出てもらう比嘉克之君に正式に出演をお願いすること。お昼前に読谷からお母さんと山城亜矢乃さんに一緒にお越しいただいて、「お願いします。」 組踊にも出ている小学校4年生。初めとても緊張している様子ではあったが、OK!
この能の中で道行の出発点にした焼き物の街・壺屋を一緒に歩いて、沖縄そば。来月から稽古しましょう。よろしくお願いいたしまーす!
読谷に帰る車に同乗して、普天間基地の隣の佐喜真美術館で降ろしてもらう。いつもながら丸木夫妻の沖縄戦の絵には圧倒される。佐喜真館長が、例の照屋勇賢氏の落下傘兵や爆撃機なども入った紅型を「使っていただいても結構ですよ!」 ムムムム、さて、確かにシテの装束に悩んでいたのですが…。
そしてバスで沖縄市民小劇場「あしびなー」へ。うちなあ口(沖縄語)のシェークスピア「真夏の夜の夢」!
脚本・演出=嘉数道彦 出演=阿嘉修・高宮城実人・知花小百合・藤戸瑛子・金城真次 後見=宮城紫乃 音楽=大島保克(八重山白保出身の唄者。この前桜坂劇場で親子の会、聞きましたよ!)
舞台はなんとヤンバル。薩摩人と沖縄人とグソー(あの世)の薩摩士族・琉球人と「ひーじゃー(山羊)」! 全員一人二役と地方も勤めての大活躍。
ヒ―ジャー夫妻も演じた金城君と藤戸さんは私の授業に出ていた卒業生。きれいな山羊さんで、セリフ「べえええー」、うん、よかった!
帰って、沖縄では珍しく、ラーメン! 

<1月9日>
いつもの朝食。
チェックアウトして、県立博物館・美術館へ直行。
先月も見た写真展「母たちの神―比嘉康雄展」をもう一度見る。久高島の今はもう見ることのできない神事「イザイホー」など。カフェで昨日佐喜真美術館でお会いした一行にまたばったり。
それから、2時開演の国立劇場おきなわ「新春琉舞名人選公演第二日」へ。
島袋君子先生の「諸屯(しゅどぅん)」。いつ見てもこの諸屯という曲はそれぞれの方でそれぞれすごい。
しかし、どの曲もお客さんたちの拍手が早いように思う。ことに「花風」。傘をさして後ろ姿で引いていく素晴らしい振りなのに、もったいない、余韻を!
当日券右外側6番の席だったが、なんと一部と二部の間にあった新春抽選会で、五名の他のおまけの1名に大当たり! 国立劇場おきなわのカレンダーやポストカードなどが入ったの福袋。
終わって出たら、雨降ってるし。
首里・島寿司さんに誘われていた「旗頭」の場へ。山川町でやっていたものを今回初めて松川町にも来てもらうその場へ。福を招くという旗頭に触せてもらう。新年早々、国立で景品も当たるし、めでたい祭りにも当たる!
今年はいいぞ、きっと。
実は「沖縄残月記」沖縄公演を7月17・18日に企画している。国立劇場おきなわをもう予約している。さて、あとは制作の実態を作ること。
島寿司さんのお客さんたちではもう20枚予約あり。5月か6月に事前講習会(実は飲み会?)をしましょうとの企画もあり。そういう企画をどんどんやりましょう。
さて今は、帰りの飛行機JAL帰りは追い風で早い。
旗頭の打ち上げの島寿司さんを飛び出して、空港へ向かうタクシーの中で「もれそう・・・、早く着いて!」 結果は大丈夫でしたが。
あら、あら、ずいぶん揺れてきた。これはまずい。
明日の銕仙会や明後日の稽古能の予習をやっていたら、これを書きあげる時間が無くなってきた。
「ともかく載せる」ことにさせてもらおうか。
この前から「ともかく」とか「とりあえず」とかという言葉を先行させて物事をやってはいけない!と人に言おうと思ってきたのに、自分がそうなってる。
昨年秋もずいぶん「に記」を書いたことは書いたのだが、どういうことか、結局サイトに載せるまではいかなかった。ともかく「兎も角」とも書くか。
さて、明日は今年の初舞台。気を入れていきましょう。
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