|
 |
 |
 |
 |
|
 |
 |
〔'11/04/24〕毎週末の沖縄通い 昨日は寒かった  |
|
 |
|
 |
ANA136便 那覇発18:55 28C席
先週から4週連続金曜日の克之稽古が始まっている。
先週は稽古の翌日、国立劇場おきなわでの第13回普及公演「社会人のための組
踊観賞教室『雪払い(ゆちばれー)』」を見ることができた。観世流にはない
が、「竹雪」のような曲。沖縄では実際には降らない雪が延々と降る。
T部では組踊の解説を嘉数道彦さん。なかなかわかりやすい。「沖縄残月記」の
私の演出の補佐も嘉数さんに正式に依頼。どうぞよろしくお願いいたします。
今回の克之君の稽古は「猩々」のキリの謡と仕舞を(前回までは「老松」)。
そして「沖縄残月記」を。汗をびっしょりかいて一生懸命やってくれる。さて
また次が楽しみ。次回は父親役の谷本健吾君も来ての稽古。
谷本君の役は壺屋の陶工の役なので、壺屋をはじめ、この能の中の大事な場
所、首里や浦添を案内する予定。克之君の住む読谷まで北上してみようか。
昨日と今日は国立劇場おきなわの第61回琉球舞踊公演「新進舞踊家の会〜匂い
福舞久〜」を拝見。
私の存じている方では、昨日は志田真木さんが「天川」・又吉聖子さんが「谷
茶前」など。今日は安座間明美さんが「取納奉行」・比嘉一恵さんが「松竹梅
鶴亀」など。
層の厚い沖縄芸能界では「新進」と言っても実は中堅・ベテラン。しかし、曲
目の組み合わせ方によるのか、地謡によるのか、会場その他見せ方によるの
か、皆しっかりやっているのに、今日は瞼が・・・。(明美さん・一恵さんの
はバッチリ見えた。これは贔屓ではないと思う。)
さて「沖縄残月記」はどのように見ていただくか。見ていただけるか?
もうチラシ等印刷物の作成にかかっている。
それから、昨日は夜の公演だったので、昼間は県立博物館(常設展)・美術館
(菅洋志写真展・国吉清尚陶芸展など)へ。さて「沖縄残月記」の舞台はどう
飾るか?
今日は2時からだったので、初めての県立公文書館を見学。今度ゆっくり資料
を拝見したい。アメリカ軍の沖縄戦映像資料など膨大にあり。
さ来週来る時は、首里の「琉染」さん(6・7日それぞれ午後2時より。「雪払
い」に亀千代役で出ていた宮城茂雄さんにモデルになっていただいて能の装束
付けも)と「島寿司」さん(7日午後7時より。会費2000円寿司・酒付き)で、
能のお話をする予定。乞うご期待!
しみかんの徒然に記は定期更新です。
更新日 − 第二・第四日曜日
是非チェックしてみてください! |
 |
|
 |
|